修誠社長のブログ

JBN全国大会in福島2016 ~絆~地域再生に挑む工務店

2016.11.18 修誠社長のブログ
JBN全国大会in福島2016
 ~絆~ 地域再生に挑む工務店


11/15・16
2日間、福島県いわき市に行ってきました。
どうも!
無垢が好きなのに修です!
 
まずは今回
JBN(全国工務店協会)全国大会に
KKN(熊本工務店ネットワーク)会員の
くまもと希望の星メンバーで参加する事ができ
多くの経験と多くの勉強をさせて頂きまして本当に感謝致します。

今回、くまもと希望の星メンバー全社が
熊本地震 仮設住宅建設に携わる事ができ
なんと表彰をして頂けるはこびになりました。
福島と言えば、約5年前・・・
東日本大震災が発生し甚大なる被害があった事を
皆さんもまだ記憶に残っているのではないでしょうか・・・。
その震災からまさに復興の真っ只中の
福島県いわき市
『スパリゾートハワイアンズ』
を会場に全国大会が開かれました。

皆さん!アロ~ハ!!
いわき市長様からアロ~ハ頂きました。
フラガールからがよかったけど・・・。
そうです!
ココは日本のハワイ!!
フラガールの地!!
南国です!!
でも東北です!!
ややこしいです・・・。笑
~絆~
地域再生に挑む工務店

まさに、JBN会員及び
福島と熊本の工務店の底力を見せる時!
志の高い工務店の皆様が集まり会場はすごい熱気でした!

約600名!
すげぇ・・・。
JBN青木会長
体調が悪い中に病院を抜け出し
福島まで起こしになられたとの事。
お会いでき本当に感激いたしました。

大勢の中に演台に上がり表彰

本当に頑張ったかいがありました。

皆さん
むしゃんよかです!
(カッコイイです!笑)

㈱→(有)に訂正して頂きました!笑
その後
多くのご来賓の皆様から挨拶のお言葉を頂戴し
JBNの報告などが行なわれ
ふくしま建設住宅センター
佐々木様の講演。

当時の応急仮設住宅の供給から復興に至る災害公営住宅設備手法についてや、行政と地元工務店との連携した施策、事業の展開などをお話頂きました。
熊本も先日の地震で復興に向けて進む中、いろんな問題が出てくるのではないでしょうか?
講演を聞けて少しアドバイスを頂いたような気がしています。
・・・
でも福島は大きな問題がまだ残っているのです!
そうです!
原発です!
地震に加え、
津波・原発がこの地を襲ったのです!
今も尚、国会で原発問題に対し
意味不明な事を言っているア○が居ますが
本当にその地に住む人の事を考えた発言をして欲しいものです!
国会とは国民の代表の会議
寝てる場合ではないだろ!!
でも福島の方の意気込みは凄く
必ず美しいふるさと、福島を取り戻しますと!
力強く締めくくられました。
 
・・・その後の懇親会も大人数!

JBNの事務局の皆さん関係各社様
大会準備等、本当にご苦労様でした。

 



おっ!フラガール登場!
あ~もっと真剣に近くで見たかったのに・・・笑
楽しみにしてたのに・・・笑
坂口さんと一緒に踊りたかったのに・・・笑
写真は提供して頂きました。

 

坂口さん・遠藤さん・関係者の皆様
感謝申し上げます。
・・・
次の日
『フクシマの悲劇からの復興・・・
そして未来へ』
福島県双葉地方町村会常務理事
秋元様 講演
東日本大震災と原発事故災害の現状と復興状況についてお話を頂きました。

実は福島のでは昭和53年に震度5の地震が発生しており、地震は30年サイクルでまた発生すると予想がありました。そこで100年に一度の大地震にも耐えれるように災害対策としての取り組みをされていましたが、現実に起きたのは1000年に一度と言われる大地震!予想を遥かに越える津波・・・。今も尚その爪あとが残っています。
その津波でやられた福島第一原発
国と東電の事実隠しは多くの波紋をよびました。
放射能は目には見えないが人体への影響は凄まじいほどあります。1986のチェルノブイリの放射能もまだ残ったままです。年配の方は自分の生まれた地、家に帰りたいと言われる人もいますが、若い世代の方(小さなお子様がいる家族)はやはり、影響の無い地域や隣町へ移住する方がほとんどみたいです。
原発の爆発音を聞いた近くの方はほとんどが、戻りたくないと答えられているようです。
汚染された地域の除染作業も進んではいますが、5年経った今も現状は厳しい状況に変わりはありません。
福島第一原発の直ぐ横の国道6号線を通りました。
二輪車での通行は禁止されています。
(左の青〇が現在地)



煙突も見えました。

津波被害が大きかった地域




全員真剣です!
決して二日酔いではない・・!笑
そう!我々は
くまもと希望の星!
プロジェクトX・・・
みたいな・・・笑
・・・
公園に当時巡回されていたパトカーと献花台
このパトカーにお乗りだった24歳の
警察官の方は未だに見つかっていないみたいです。


 

また、福島ではこんな問題が山積み・・・
・汚染土壌の処理場がない

多くの汚染された土が黒い袋に入れられて何百ヵ所??
処理場所を求めて置いてあります。
↓は除染作業が終わった水田

・避難解除問題
(帰還困難区域)

原発周辺は立ち入り規制が掛けられている為に自分の家にも許可無く入れません。

国の許可書をもらい数時間の帰省が出来る程度。
いたるところにバリケードが張られ警備されています。

バリケードの鍵は毎日番号が変えられるようです。何百?何千ヶ所?それにしてもこの鍵の番号を変えるだけでどれほどの時間が掛かるのだろう・・・。
毎日とは・・・
それほど規制と帰省が難しいのですね・・・。
笑いに変えたいけどこの記事では無理ですね・・・。
そんな地域にはまだまだ問題が。
・野生動物問題

家にはイノシシ・狸・小動物が進入し放題
獣臭がひどくリフォームしてくれる業者もいないとか・・・
写真は津波の水の後と間仕切壁には動物の足跡が残っていました。
最初は人(子供)の手形?と思いましたが違ったみたいです。
・水田荒地問題

以前は綺麗な水田だったと思います。
原発の近くです。
帰還困難地域では生活をすることが未だに出来ません。
・人が居ない町並み

住居制限区域の様子ですが人一人いない。
映画の世界にいるみたいで怖く感じました。
・里山問題

この時期の紅葉は本当に綺麗でした。
しかし森林も放射能を浴びている訳です。
除染作業が終わった地でも
雨などにより森林から放射能が流れ落ちてきます。
避難解除が無いと入れないので作業も進まない・・・
作業に来る人が少ない・・・
健康管理の安全性が第一ですから慎重にならざるえないです。
他にも多くの問題があり福島の復興はこれからです!
国と福島が一緒になり明るい未来に向けてロードマップを作成しているそうです!
明るい未来・・・
そうです!
福島の子供たちの明るい将来の為!
全力で頑張って欲しいです!
5年経った現在では福島の報道も少なくなり、私ももう5年以上経っているから復興作業もだいぶ進んでいると勘違いをしていました。お恥ずかしい・・・。現地に行くとまだまだ辛い状況が続いているのですね・・・。
熊本地震の報道もめっきり減りましたが、まだまだ多くの方が苦しみ、一生懸命に戦っていらっしゃいます。
報道だけを頼りにするのではなく、時間があれば自分の足で『日本の現在』を見て学ぶのも人生の糧になるんだなと強く思う2日間になりました。
伝えきれない事がまだ多くありますが
(有)本田住建
熊本の小さい工務店ですが
出来る事を1つづつ一生懸命に頑張っていきます!
1000年に一度の地震を
1000年後にどう伝えるのか
1000年後までどう繋げるのか
~絆~
がんばれ福島!
がんばれ熊本!

~本田住建 経営理念~ 
 


≪ 意 ≫
 
 
 








本田住建



はお客様の笑顔の為に真心こめて
一生懸命頑張る工務店であり続けます。



 




・釘一本打つ仕事から新築まで我々

プロ

にお任せ下さい!
 

『 一日一日仕事が出来る事に感謝し、まごころ込めて造ります 』








今日も
がむしゃら
に全力疾走

来年に春には仮設住宅の撤去が決まっていて入居者にどこで生活するのかの判断が仰がれているみ

最新記事

  • アーカイブ